
これまでの経歴
- 2006年〜2012年
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都市銀行にて個人顧客向け営業および本部窓販推進・企画
- 2013年〜2022年
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複数の外資系生保・損保にて商品開発・営業企画業務
- 2023年〜
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現職
商品部の仕事について
商品部にて、新商品や既存商品の改定の企画を担当。部内でも数理に関する業務を主に担当する商品企画グループと、約款関連・商品プロジェクトを主に担当する商品開発グループに分かれています。
部内および関連部と一緒に商品案の素案を検討し、その内容の妥当性の検証やフィージビリティ確認を関連部と行う仕事です。


ご入社のきっかけを教えてください。
飽和状態の生保のなかで、
選ばれるものを生み出していきたい
前職では商品開発に携わっており、営業、オペレーションやシステムなど、あらゆる要素が交じり合って、初めて1つの商品が形になることに達成感を感じました。私は、生命保険会社は個人のお客さまに安心を届けられる、社会意義の高い存在だと思っています。だからこそ、そこでいかに良い商品を作るかが重要。そのため、自ら商品開発業務に携わりたく、応募職種を商品開発に絞って転職活動をしました。
生命保険の商品は、飽和状態にはなってきているので全く新しいものを生み出すのは難しいと考えています。しかしそのなかでも、お客さまから選ばれる商品を作っていきたいですね。

ニッセイ・ウェルス生命に入社して
感じたことは何ですか。
ワンストップで開発できることは、
社の強みの1つです
前職では、医療保険等の第3分野商品を主に扱っていましたが、ニッセイ・ウェルスの商品は外貨建一時払商品など、マーケットの動きに比較的左右されやすい商品が多く、その辺りは自分のなかで足りていない部分だと感じました。最初はキャッチアップが難しかったですが、サポートしてくださる方も多く、転職者の多い環境で雰囲気に馴染むのに時間はかかりませんでした。また、今までの会社と比較し関連部門との距離が近く、例えば前職では子会社化されている運用部門がニッセイ・ウェルスでは社内の同フロア内にあるなど、商品開発がよりスムーズにできると思いました。
役員と社員の距離も近く、商品開発部の業務特性もありますが、フランクにディスカッションができる環境です。
生保からの転職者が多いことや、日本生命グループの一員であることなどから、業界動向などへの感度も高く、商品競争力の高い商品が作りやすい環境にあると思います。


ご自身の成長を感じた瞬間を
教えてください。
お客さまと会社にとって相互に利益をもたらす
新商品や商品の改定が無事にスケジュール通りに発売され、販売が好調なときです。
新しい商品を生み出すとなると、商品企画から発売まで1年を超えることも多く、関係当局との折衝では、詳細な質問のやりとりも。当初想定していた商品内容が当局から承認を得られなければ、商品内容の修正が必要になることもあります。そうすると、すでに予定していた開発内容の修正が発生し、販売計画への影響なども出てきます。そのため、出来る限り当局との折衝がスムーズに進むように、お客さまメリットと会社メリットが相互に成り立つ商品企画案を作っていくのが一番難しいところであり、自身の成長を感じられる点でもあります。

1日のスケジュール
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9 : 00
メールチェック、他社情報チェック
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10 : 00
資料作成
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11 : 30
昼食
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13 : 30
開発グループ業務共有MTG
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14 : 00
企画グループ業務共有MTG
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15 : 00
商品検討MTG
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16 : 00
商品開発案件の関連部署とのやり取りなど
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18 : 00
退社

今後のキャリアプランについて
教えてください。
大きなチームを作り、
より良い商品づくりを
商品開発をやりたいというところは揺るがないので、今後も画期的な商品を世に出していけるようキャリアを積み重ねていきたいです。今後、商品開発にさらに人員が投下されたら、チームとしてももっと大きな動きができるのではと期待しています。
そのためにできることは今から準備しておきたいですね。例えば、商品開発には必ずゴールが設定されているので、そこから逆算して、いろいろ物事を進める必要があります。スケジュールに影響しそうな課題があれば、必ず関係者全員で共有して進めることを意識しています。誰か1人でも認識が違ったり、思い込みで進んでいったりすると、後戻りできなくなってしまいます。物事はできるだけ可視化して議事録に残したり、ミーティングの最後には認識合わせを行ったり、少しずつ確認をしながら進めていくっていうところを意識し続けたいですね。



プライベートの過ごし方
趣味は書道です。週に一度、平日の仕事終わりの時間に教室に通っており、年に一度の展覧会への出展を目指しています。元々習っていた書道ですが、社会人になってから再開。いわゆる書き初めの紙の4〜5倍ほどの大きさに、1時間ほどかけて昔の漢詩を書く時間は、息抜きになります。