社員インタビュー #03

数字の世界で、
上手に“強弱”を表現する
アクチュアリーへ

2017年入社

数理部

T. O.

これまでの経歴

2011年〜2017年

地方金融機関向けのシステムベンダー

2017年〜

現職

数理部の仕事について

主な業務は、決算の数字報告や分析、死亡率や解約率を用いた収支予測など。そのほかにも、会社の営業活動や資産運用、リスク管理など、会社の経営活動の結果を評価・分析し、経営への会社の収益性や財務・健全性のコントロールに資する情報の提供および説明を行っています。

ご入社のきっかけを教えてください。

一度は諦めた、数理の仕事へ
チャレンジの舞台は、
ニッセイ・ウェルス

学生時代は工学部で物理・化学を学んでいたのですが、元々数字が得意で、さらに経済のことや金融のことに興味がありました。実は新卒のときにもこの職種を受けたことがありましたが、当時はご縁がなく、一度は諦めていたんです。金融という切り口から新卒ではシステムベンダーの道に進んだのですが、もう一度挑戦しようと思ったのがきっかけです。未経験でのチャレンジでしたが、金融機関向けのリスク管理システムの開発に携わっていた経験から、少なからず活かせる経験もあるかと考えていました。当時面接官だった上司や役員の皆さんの物腰がとてもやわらかく、フランクに会社について語っていただき、この人たちと働いてみたいと感じ、入社を決めました。

ニッセイ・ウェルス生命に入社して
感じたことは何ですか。

タイトなスケジュールを乗りきる、
横のつながりの強さと
フラットな社風

数理部の業務は、大きく2つに分かれています。
1つ目は決算業務。保険会社の決算は財務諸表だけ見ても分かりにくいので、要因分析を行っています。2つ目は将来の見通しの作成。想定される保険契約を基に、死亡・解約がどれだけ発生するかを見積もり、どのくらい損益が出るかを計算しています。

入社してしばらくは、決算の方を担当しており、年度末にはかなり細かいスケジュールで締切が設定されていることに驚きました。少しでも遅れると致命傷になってしまうタイトなスケジュールのなか、不慣れな状態で間に合わせるというのが大変だったことを覚えています。入社前は、当社に対し堅い印象がありましたが、思っていたより部署の雰囲気はフランク。そこは当時外資系だったことも影響していたかもしれません。縦割りだけでない横のつながりや、意見を言える社風、やる気があれば任せてもらえる環境は、外資系だった時代の名残があると感じています。

ご自身の成長を感じた瞬間を
教えてください。

一度で終わらない、
日々変わるあらゆる変化への対応

来期の計画を作る際には、他部署で決めた販売計画や、金利・為替などの市場の見通しを参考にしますが、これらは頻繁に変わるんです。状況に応じた販売戦略の見直しや、マーケット状況の日々の変化は見通しにも影響してきますので、結果として、私たちの仕事も流動的に変化し続けます。
一度計算して終わりではなく、日々新しい計算を続ける必要があり、締切直前に変更が生じることもこれまでに何度もありました。そのような状況のなかで、すべての指標を完璧に作るのは時間的に難しいため、ある程度は概算で済ませる部分がありながらも、「ここは精緻に見積もらないといけない」という強弱をつけられるようになってきたことに成長を感じています。

1日のスケジュール

  • 9 : 00

    メール対応、チームの進捗確認MTG

  • 10 : 00

    ALM関連で運用戦略部とMTG

  • 12 : 00

    昼食

  • 13 : 00

    計画関係の数値作成

  • 15 : 30

    打ち合わせ(当社の死亡率・解約率の実績レビュー)

  • 16 : 00

    関係当局提出資料の事務

  • 17 : 00

    死亡率・解約率の実績集計

  • 18 : 30

    退社

今後のキャリアプランについて
教えてください。

1つひとつの仕事にメリハリを

スムーズな段取りをできる人になりたいと思います。特にタイトなスケジュールの仕事があった際に、確認すべき相手や、その締切、数字の正確さの塩梅を、あらかじめ考えて動けている人は見ていても気持ちが良いものです。
忙しいなかでも重要なことはしっかり考えながら、目的に応じてうまく強弱を作れるように意識して仕事をしていきたいですね。
またマネージャーとしてチームをスムーズに運営すると同時に、専門家として会社にとって重要なことを見落とさずに提言や情報を発信していきたいと考えています。マネジメントもしっかりやりながら、いざとなれば自分でエクセルを操作する専門性や、プレイヤー精神は忘れずに持っていたいです。

取捨選択と瞬発力

プライベートの過ごし方

夫婦ともスポーツ観戦、特にフィギュアスケートが好きで、2000年ぐらいから各時代に男女問わず好きな選手がいます。今注目している選手はリンク上ではもちろん素晴らしいですが、リンクを離れたときの振る舞いにギャップがあり、とても魅力的な性格の選手だと感じています。今後も応援していきたいです。

挑戦の先にある、たしかな未来

ひとりひとりの想いをカタチにする仕事

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