結婚、出産、育児。ビジネスの場だけでなく、ひとのライフステージにも多くの挑戦があります。
ニッセイ・ウェルス生命では、柔軟なワークスタイルを可能にするフォロー体制と福利厚生で
メンバーの人生の節目にもキャリアがはばまれることのない職場づくりに取り組んできました。
本記事では、ニッセイ・ウェルス生命で活躍する3人の女性メンバーが集まりました。
転居や異動、産休・育休を経てよりキャリアアップしていくためのフォロー体制を紹介します。
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契約サービス部A. N.
2019年4月入社
クライアントサポート本部 契約サービス部
東京保険金グループ 主任保険金や給付金の支払査定業務を中心に担当。夫と二人暮らし。
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インターナル
ホールセラー部H. N.2018年10月入社
営業本部 インターナルホールセラー部
東京IWSグループ 主任銀行・証券会社、日本生命グループ内の電話対応をメインで担当。同居家族は夫と3歳の子ども。
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コンプライアンス統括部S. I.
2014年10月入社
コンプライアンス統括部
保険募集管理グループ サブリーダーインターナルホールセラー部を経て、現在は生命保険の募集資料の審査などを担当。同居家族は夫、小学校2年生と年長の子どもふたり。
ニッセイ・ウェルス生命に ジョインした経緯は。
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A. N.
私は福岡本社の新卒採用で入社しているんです。生まれた福岡で働きたくて、さまざまな会社にインターンしました。そのなかで社内の雰囲気が柔らかく、メンバーも穏やかそうな方が多かったのがニッセイ・ウェルスでした。現在は東京に転居し、契約サービス部の東京保険金グループに所属しています。
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H. N.
新卒入社の方は珍しいですね。どんな業務内容なんですか?
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A. N.
保険金や給付金の支払査定業務を中心に担当しています。近年は、支払査定業務に関連するシステムの開発業務にも携わるようになりました。H. N. さんとS. I. さんは中途入社ですね。
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H. N.
はい。私が在籍しているインターナルホールセラー部は、銀行・証券会社などの販売代理店や、日本生命グループからの電話照会対応を行う営業サポートがメインの業務です。私の前職は金融機関で、地方銀行でリテール営業をしていました。転職時はお客さまと直接の対応がないセクションに挑戦できるところを探しました。
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S. I.
そこでリテール営業から営業サポートへのジョブチェンジになったのですね。なぜニッセイ・ウェルスに決めたのですか?
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H. N.
前職の経験が活かせることが一番ですが、そのうえで同年代の方が多く働きやすい環境であったことが大きいですね。銀行は年功序列がしっかりある職場ですが、ニッセイ・ウェルスは各自が自立しながらも関係性はフラットです。
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S. I.
コミュニケーションが円滑で、業務判断にスピード感がありますよね。私もH. N. さんと同じで、銀行でリテール営業をしていました。だからとても共感できます。営業として新卒入社し、営業店で成績重視の業務にあたってきました。ニッセイ・ウェルス入社時はH. N. さんと同じインターナルホールセラー部に所属しましたが、和気あいあいとした風通しのよい雰囲気はとても新鮮でした。
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A. N.
顧客層の違いが雰囲気にあらわれているのかもしれませんが、セクションを問わず、全体的に穏やかな印象を受けますね。
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S. I.
そうですね。良い意味で外資系のカルチャーが継続しているのかもしれません。現在はコンプライアンス統括部保険募集管理グループに異動し、募集資料などの審査、代理店業務の点検、営業部門向けの研修や代理店とのコンプライアンスMTGなどの業務に携わっています。

入社後、ご自身のライフステージに 変化が大きかった時期は。
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H. N.
やっぱり子どもが生まれたことです。入社3年目の2021年でした。
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S. I.
当時は、H. N. さんと私は同じ部にいましたよね。
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H. N.
そうでしたね。2021年4月から22年4月まで産休・育休を取得して、丸1年間、職場から離れることになりました。私にとってははじめての産休で、休みに入る前は仕事に戻れるか心配でしたが、育児がはじまると思っていた以上に忙しい日々でした。事前に申請すれば社内のイントラネットを閲覧することができるのですが、それを見ている余裕もないくらい。
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S. I.
大変でしたね。育休が明けた時期も、育児の忙しさは続いていくんですよね。
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H. N.
本当にそう。復職直後は子どもの夜泣きがまだありました。まとまって眠る時間がとれずに、いつも睡眠不足。子どもも風邪を引いたり熱を出したりすることが多く、風邪をもらうことも多かったです。
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A. N.
S. I. さんも育休を取得されたのですか?
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S. I.
ええ。私にとって特に変化が激しかったのは、ふたり目の子どもが生まれたときです。第一子と第二子の年齢が近く、保育園に通い始めた第一子と、生まれたばかりの第二子の育児に向き合う日々でした。
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A. N.
二人分のお世話をしていたんですね。
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S. I.
自分では全く状況のコントロールができないんです。育休明け当初は、働く意欲はあるものの、子どもの体調不良があると急な休みや早退になってしまう。販売代理店への折り返し対応と、保育園からの呼び出しが重なることもありました。そのたびに家庭を優先するため、メンバーに引継ぎが必要になります。職場のみなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいで、このまま仕事を続けていくのは難しいのではないかと悩んだこともありました。その時期を乗り切らせてくれたチームにはとても感謝しています。
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H. N.
A. N. さんはどうですか?
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A. N.
私には子どもがいませんが、いま、ちょうど変化の激しい日々を過ごしているところです。2023年4月に、福岡本社からこの大崎の本社に転勤してきたばかりで。
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S. I.
ちょうど2年くらいですね。さきほどA. N. さんは「福岡で働きたい」という思いが強かったと話していましたが、なぜ東京に転勤することになったのですか?
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A. N.
福岡で4年勤め、担当業務が広がってきたタイミングで、キャリアアップのために東京に異動希望を出しました。
東京では、担当していたチャネルに詳しいメンバーのもとで質の高い経験をさせていただいています。 -
H. N.
東京で業務の幅が広がっているんですね。
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A. N.
はい。新しいことにチャレンジしながらも、徐々に東京での生活と仕事に慣れていこうと思います。
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H. N.
すごく素敵なチャレンジですね。

産休や育休のフォロー体制は。
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A. N.
私が所属しているグループでも、4歳年上のメンバーが産休・育休を取得していました。いまは育休から復帰されていますが、当時はどのようなフォロー体制にするのがよいかチーム内で考えながら手探りで進めていたことを覚えています。
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S. I.
ルール化しておくと、咄嗟のことにも対応しやすいですよね。
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A. N.
対応中の業務の進捗をファイルに記載いただくことで、スムーズに業務代行できるようグループ全体でフォローしたり、産休前や育休復帰後は急な休暇や在宅切替があるため、業務を代行するメンバーを事前に決めておいたり。
おふたりのセクションではどうでしょうか? -
H. N.
インターナルホールセラー部は同世代が多い部署で、お子さんがいる方も多いので、産休・育休の対応は慣れているかもしれません。現在育児休業中の方も2名います。
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A. N.
電話対応中心の業務ですよね。具体的にはどんなフォローをしていますか。
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H. N.
通話履歴などをデータベース化して、部全体で共有できる仕組みにしています。急なお休みや折り返しの電話が必要な際にも、対応を他の方に引き継いだり、履歴をもとにサポートしやすいように。
また、マニュアル作成などは常に複数名で担当しダブルチェックできる体制になっているので、産休・育休に入るときに大きな引継ぎも発生しにくいです。 -
S. I.
職場復帰後のフォローも大切ですよね。
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H. N.
はい。私の場合は、復職時に研修を行っていただき、職場を離れていた間にリリースされた新商品の説明を受けたりしながら少しずつ受電量を増やしていけるように調整していただきました。復職後2年間は時短勤務にしていただきました。時短勤務はS. I. さんも利用されていましたね。
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S. I.
ええ。2児の忙しい育児の時期だったのでとても助かりました。子どものお世話をするために突発で休暇を取得したときも、「無理しないでね」と気遣うお言葉をかけてもらったり、業務の引継ぎを嫌な顔をせず対応してくださったことを覚えています。翌日出社すると「大丈夫だった?」と励ましていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
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A. N.
立場に関わらず、全員で支えあうカルチャーがあると感じます。
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H. N.
そうですね。いまでは私が、他のメンバーが産休・育休に入った際に復帰される時の研修を担当するようになりました。休暇中に改定となった箇所や引継ぎ要件をまとめたりなど、復職時の研修マニュアルを準備しています。
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S. I.
もちろん、急なお休みは子育て中のみとは限りません。突発でお休みされる方がいらっしゃった時にも、常に業務のフォローはしっかりやるように全員が心がけています。その一人ひとりの意識が手厚いフォロー体制につながっていると感じます。
私自身も、周囲にたくさん助けていただきましたから。

今後、描いていきたい キャリアプランを教えてください。
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H. N.
将来的にはチームをまとめる存在になりたいですね。いまニッセイ・ウェルスは大きな成長フェーズにあって、私の部のメンバーも増えています。年々後輩のメンバーが入社してくるなかで、業務マニュアルの作成や指導などを行う立場にステップアップしてきました。いずれは、チーム全体でレベルアップしていけるようなリーダーになりたいです。
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A. N.
後輩の方々には、ニッセイ・ウェルスの社員としてどんなことが大切だと教えていますか。
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H. N.
きめ細かな業務のノウハウも大切ですが、一番は常にお客さまの視点に立つことでしょうか。私のセクションの業務は電話対応がメインです。だからこそ、お客さまの顔が見えなくても、その向こうにいる方の気持ちを想像することですね。A. N. さんはいかがですか。
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A. N.
いま在籍している支払査定部門で専門性の高い人材になることが目標です。商品や制度の知識、基幹システムの理解など、勉強することはまだまだ多いのですが。
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S. I.
とても業務範囲が広い部署ですよね。
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A. N.
だからこそやりがいもあるんですよね。目標になる方がいるんです。企画業務と支払査定業務のいずれも担当されており、グループを支えていただいている頼りになる先輩。先輩が育休中のときにグループで滞りなく業務を推進できたことが私自身の成長にも繋がっていると感じます。
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S. I.
素敵ですね。私にも憧れの方がいるんです。いまの保険募集管理グループのグループ長で、主任からリーダーへ、そしてグループ長へとキャリアアップした、活躍する女性のお手本のような方。
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A. N.
どんな方なんでしょうか?
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S. I.
業務への理解が深くて、幅広いですね。ガイドラインや法改正などの外部の情報を素早くキャッチして、新たな取り組みに繋げていく。一緒に働いていると、私もアンテナを磨かなくてはと力づけられます。「この人に聞けば課題が解決する」というくらい、周囲からの信頼を得る人になることが目標です。
そのうえで業務についての新たな仕組みを考えたり、メンバーをリードできるような存在になれたら理想だと思います。 -
A. N.
素敵ですね。
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H. N.
ニッセイ・ウェルスという会社も、私たちのキャリアもこれから長く続いていきますよね。そのなかで家族との時間や、自分のための時間を気負いすることなく過ごせる体制があることが助かります。時短勤務・リモートワーク・フレックスタイム制などの柔軟なワークスタイルを支援する制度も充実していますから、ライフステージに合わせてずっと挑戦を続けられる環境だと思います。
ある日のスケジュール
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A. N.
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7 : 30
起床
出勤準備と朝の家事を済ませます。
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8 : 30
通勤
電車通勤のため、混雑を避けてフレックス勤務を利用し時差出勤しています。
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9 : 30
出勤/午前業務
メールチェックなどのルーティーンワークからスタートし、グループ内の会議などにも参加します。
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12 : 00
ランチ
社内のカフェスペースで同期のメンバーと一緒に昼食。
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13 : 00
午後業務
システム部門、お客さまサービス推進プロジェクトチームなどとの会議に出席しながら、隙間時間で支払査定業務・システムの受け入れテストなどを実施します。
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18 : 30
退勤
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19 : 30
帰宅
帰宅後は家事をしながら、プライベートも楽しめる余裕があります。
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23 : 30
就寝
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H. N.
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6 : 00
起床
家事と出勤前の身じたく。
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8 : 10
通勤
子どもと一緒に家を出て、登園の送迎。
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9 : 00
出勤/午前業務
販売代理店の担当者などからの受電対応や後輩研修。マニュアル編集などにも取り組みます。
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12 : 30
ランチ
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13 : 30
午後業務
受電対応がメイン業務。その合間に後輩の受電履歴をチェックし、OJT指導を行います。定例の部内MTGも午後に行われることが多いですね。
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17 : 00
退勤
子どものお迎えの時間に合わせて退勤。一緒に帰宅します。
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18 : 00
帰宅
夕ご飯の準備などの家事をしながら、家族のコミュニケーションの時間です。
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22 : 00
就寝
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S. I.
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5 : 30
起床
朝食の準備などの朝の家事をしながら出勤準備。
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6 : 40
通勤
フレックス勤務を利用し、通勤電車が空いている時間帯に早めに出社しています。
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8 : 30
出勤/午前業務
資料審査や各種コンプライアンス資料の作成。部内会議などにも参加。
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11 : 30
ランチ
保険募集管理グループ内で出社しているメンバーを誘ってランチに。
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12 : 30
午後業務
資料作成や、コンプライアンス関連の部内・部外の会議が数件入ります。
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16 : 30
退勤
フレックス勤務のため、早めに退勤。そのまま保育園へ。
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18 : 00
保育園のお迎え
自宅近くの保育園で2番目の子どものお迎え。
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18 : 30
帰宅
家に着くとまずは食事の準備をし、家族団らんの時間に。
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19 : 00
家事
食事のあと、子どもをお風呂に入れたり、宿題をみたり。保育園・学校の準備もあります。
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21 : 00
自由時間
子どもを寝かせ、自分の時間に。
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23 : 00
就寝
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