ニッセイ・ウェルス生命には528名の社員が在籍し、
多様なセクションで働きながら高品質な保険商品を開発し、
お客さまへ届けています。
そのメンバーのほとんどは、中途入社。
金融をバックグラウンドに持つ人、
まったくの異業種から活躍のフィールドを見つけた人。
それぞれの挑戦と成長とともに、ニッセイ・ウェルス生命は歩み続けています。
ここでは、2019年入社の3名が異なる部署から集まりました。
取材時(2024年末)、在籍年数はちょうど5年。
その間に叶えたキャリアアップ、チャレンジングなプロジェクトについて語りました。
そして、この5年間はニッセイ・ウェルス生命が急成長した時期でもあります。
それぞれが現場で感じた環境の変化についても体感できる座談会です。
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人事部H. S.
2019年5月入社
経営管理本部 人事部
人事グループ 主任前職はWeb系の広告代理店にて営業を経て人事部に異動、新卒・中途採用を約3年間担当。
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新契約事務開発部I. A.
2019年11月入社
クライアントサポート本部 新契約事務開発部
新契約申込開発グループ サブリーダー前職は銀行。リテール営業のメンバーとして、投資性商品の販売や信託業務に4年ほど従事。
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運用戦略部K. S.
2019年10月入社
運用戦略部
金利統括グループ 外貨チーム 主任前職では金融機関や投資家どうしの資金取引を仲介する会社に勤務。
ニッセイ・ウェルス生命に ジョインした経緯は。
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H. S.
私は現在、人事部人事グループで主任ポジションに就いています。担当は主に人事制度に関する企画や運用に関する業務で、現在は人事制度改定のプロジェクトが進行しており、メンバーとして参画しています。
前職では、Web系の広告代理店で同じく人事のセクションでした。転職に動いた動機は、さらに幅広い領域を総合的に担当したいと考えたからです。 -
I. A.
キャリアを広げたかったということですね。前職の人事部では、どんな業務をしていたのですか?
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H. S.
メインは採用領域です。新卒で入社し営業を経験してから人事に異動、「ひと」に関わる仕事にやりがいを感じました。しかし人事は採用だけでなく、もっと広く深いものです。制度づくりや研修など、携わりたい業務が増えてきました。一言でいえば「人事のスペシャリスト」を目指すということが一番の転職動機でした。
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K. S.
異業種からのジョインですが、あえてニッセイ・ウェルスだったのはなぜですか?
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H. S.
保険業界にこだわっていたというより、まずは研修企画など未経験の人事業務に挑戦できることを重視していました。面接では「手を挙げれば、広くチャンスをもらえるのか」と確認したことを覚えています。また、そのときの面接官の方々の人柄に安心感を覚えたことも入社の大きな理由です。挑戦機会とあわせて、バックアップ体制についても丁寧に説明していただきました。
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I. A.
私のときとよく似ています。新しい業務内容に取り組めるところを探していましたから。現在私が籍を置いている新契約申込開発グループは事務の領域で、新契約申込時の事務帳票などの作成がメインの仕事です。そのなかで、私はペーパーレスシステムの画面要件、帳票要件の作成、ユーザーテストによるシステムの検証作業などを担当しています。
前職では銀行のリテール営業で投資信託や生命保険などの投資性商品を担当していました。業界の知識はありましたが、フロントを離れて長く働きながら、事務の効率化に取り組みたいと考えるようになり転職活動に入りました。そこでイメージ通りの募集が出ていたのがニッセイ・ウェルスだったんです。 -
H. S.
目指していた業務があったということですね。
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I. A.
はい。もっとも大きな志望動機は業務内容ですが、決め手は部署長・グループ長に面接いただいた際の印象でしたね。役員や上司との距離が比較的近く、風通しの良さがわかりました。女性が多い職場で育休や産休のとりやすい体制があったことも、生活の変化に沿いながらキャリアを積んでいけると感じ、決め手の一つとなりました。
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H. S.
K. S. さんは、外貨建て商品の運用ですね。専門性の高い業務ですが、転職にあたってのスタンスはいかがですか?
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K. S.
私も、ステップアップというよりは未経験分野へのチャレンジが動機です。現在は米国債や豪国債を売買したり、デリバティブ商品である金利スワップの取引執行を担当しています。日々の市場変動に応じたよりよいタイミングを見極めての執行が業務のクオリティを決める仕事です。しかし、前職は同業種でありながら立場が逆ともいえる職務だったんですよ。
前職では金融機関どうしの資金取引を仲介する会社に勤めていました。さまざまな投資家の方とお話ししながら、投資家どうしを繋いでいく業務のなかで、自分が投資家の立場で取引を行うことに興味が湧いてきました。転職を考えたのはそのタイミングです。
では、実際にどんなキャリアを目指すべきなのか。そこをはっきりとイメージさせてくれたのが、ニッセイ・ウェルスで面接いただいた現在の上司や同僚の方でした。 -
I. A.
面接では、どんな話をしたのでしょうか?
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K. S.
いまの自分の能力をさらに伸ばすというより、未経験からでもスペシャリストを目指していきたい。そうした私の考えに丁寧に耳を傾けつつ、自社の業務を説明してくれました。「この人たちと一緒に働きたい」という気持ちが強く芽生え、入社を決めたんです。
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H. S.
ニッセイ・ウェルスのカルチャー全体にいえることですが、コミュニケーションが双方向で、一人ひとりに真摯に向き合いますよね。
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K. S.
そうですね。入社前は、中途採用の方の比率が高いことから、少し殺伐とした雰囲気もあるのではとイメージしていましたが、必要な場面で丁寧にフォローしていただけてとても安心したことを覚えています。
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I. A.
私も、部署どうしの関係には少し距離があるように感じました。2019年の入社当時は社員数が少なく、少数精鋭の組織でしたから。でも、いまは大きく変わりつつありますね。
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H. S.
そうですね。私たちが入社してからの5年で売上・社員数ともに大幅に増えて執務エリアもワンフロア増床しました。人事部でも、採用戦略を新たに立て直しています。
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I. A.
私自身も、他部署の業務や全体的な保険業務の知識を習得して、グループの業務を俯瞰的に捉えられるようになりたいですね。

入社から現在までに広がった キャリアを教えてください。
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I. A.
入社時は、業務で使用するシステムの要件や、申込書の作成などについてはまったくの未経験でした。先輩や上司の方々にサポートしていただきながらなんとか業務についていきましたが、後輩社員が増え、徐々に人材育成やサポートをする側に役割が変化しています。
私のグループは社員9名(育休取得中社員が他3名)、常駐のベンダーが2人という体制で、業種未経験のメンバーもいます。2年目ごろからサポートに入るようになり、4年目からはOJTも担当しています。 -
K. S.
経験を積むごとに周囲とサポートしあえる環境ができてきますよね。チームワークが強くなった時期はありましたか。
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I. A.
やはり、入社後すぐに始まったコロナ禍でしょうか。部署によってはすぐにリモートワークに切り替えられたと思いますが、私のセクションは申込書などの作成物を現物で確認しないと進まない仕事が多かったんです。パンデミックの最中は、出社は基本的に週に一回。いかに効率的に確認作業をするかをチームで試行錯誤し、リモートワークでの業務遂行や新ツールの導入などのアイデアを出しあっていた時期に、私自身の仕事の幅も広げていただけたと思います。H. S. さんはいかがですか?
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H. S.
振り返ると、転職時に目指していた新しい人事の領域を常に経験し続けた5年間だったと思います。研修企画や、ダイバーシティ&インクルージョンの推進企画、そして人事制度の企画立案など、未経験のものばかりでした。
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K. S.
かなり多彩ですね。
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H. S.
担当するプロジェクトが変わるたびに、人事部内でグループをまたいでめまぐるしく異動しました。人材開発グループと人事グループを2往復しましたから(笑)。K. S. さんのグループではどうですか。
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K. S.
入社直後は前職でも知見があった円債や円の資金繰りを担当しましたが、数年前に米、欧、豪の外債担当にジョブローテーションしたことが一番大きいですね。金利統括グループ内では、ひとつの商品の運用につき、2名が担当する体制です。担当替えによって、ウォッチする情報の量が一気に増えただけでなく、取引慣行や時間帯も異なるためキャッチアップに苦労しました。
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I. A.
業務で使う言葉も、英語メインになるということですよね。
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K. S.
そうなんです。取引の際に必要な英文契約書の交渉業務を担当したり、外部と英語でやりとりしたりと初めての経験が多かったのですが、間違いなく仕事の幅は広がりましたね。
自ら勉強の時間を持つだけでなく、日々英語ニュースをウォッチするようにしています。加えて会社でもフォロー体制があり、専門資格の受験費用は全額会社負担で、資格取得時は奨励金を出すなど後押ししてくれました。

もっとも成長を感じた プロジェクトや経験は。
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I. A.
私にとっては、入社して1年頃に初めて主担当として対応した介護商品の導入プロジェクトです。当時は取扱いが始まって日の浅いシステムでした。仕様などについて不明な点も多いなかで、導入する商品とマッチさせる必要がありました。
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H. S.
社内の他の関連部署とも調整が必要になりますよね。
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I. A.
ええ。案件に多くの部署が関わっており、社内外ともに関連各所とのコミュニケーションの重要性を感じた案件でした。
しかも通常のローンチスケジュールよりも、短期間で対応しなければなりませんでした。スケジュール感覚が身についたことも大きかったと思います。 -
K. S.
部署内では、ひとりで担当されたのでしょうか。
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I. A.
先輩と協力して進めました。基本は私たち2人で対応し、一つ一つの仕様を協力会社へ問合せつつ、結果的に短期のスケジュールで無事にリリースできたときは嬉しかったですね。
K. S. さんはいかがですか。 -
K. S.
私のセクションでは、大きなプロジェクトを指揮するような経験は多くありません。ただ、日常業務のなかで重要なチャレンジがいくつもあるんです。
例えば、業務上はスプレッドシート上で大量の計算をさせた結果をもとに取引判断をしていくのですが、そのシートが非常に高いレベルで自動化されていました。そのコードを読み解きつつ、自身でもスプレッドシート上に実装できるよう、上司からの指示を受けて進めたことが成長に繋がっています。 -
H. S.
なぜ、すでに自動化されているシートを読解する必要があったのですか?
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K. S.
計算結果の算出根拠や取引判断の理由を説明できるようにするためです。自ら手を動かしてスプレッドシートを読み込んでいくことで、向き合っている商品や市場について深く知ることができました。とても大きな経験でしたね。
それに関連して、資産運用システムの切り替えに関連した準備や、EUCツールの改修を担当しました。日々のポートフォリオの把握をはじめとして日常業務で多く使用するツールですが、使用していたシステムの切り替えの際にデータベースの構造が大きく変わり、根本的な改修が必要になったんです。
データテーブルを丹念に確認して必要なデータをまとめ、コードを手直しして、計算された数字が正しいか検証する。大きなプロジェクトではありませんが、地道な作業の連続が安定的な運用と収益性を支えているのだと実感しています。
H. S. さんは多くのプロジェクトに関わってきたと思いますが、特に印象的だったものはありますか? -
H. S.
たくさんありますが、一番は現在携わっている人事制度改定に向けたプロジェクトです。事業拡大に伴い、2022年度までは30名程度だった採用目標が、23年からは一気に100名に増えました。
ニッセイ・ウェルスが大きな成長フェーズに入るなかで、経営課題に対して人事制度の切り口からいかに解決を図れるかというチャレンジだといえます。 -
I. A.
では、いまはとても忙しい時期ですね。
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H. S.
そうですね。経験のない仕事に向かうなかで、知識や考え方がアップデートされていると感じます。
人事の仕事をしていると、「ニッセイ・ウェルスらしさ」について考えることがあります。
私は、この会社が持っている“多様性”こそが「らしさ」だと感じるんですよ。
前職の広告業界では、120名程度の規模で年齢層も若かったこともあり、どこかウエットな人間関係を重視するカルチャーがありました。対してニッセイ・ウェルスは年齢やバックグラウンドもさまざまな社員がまじりあい、それぞれが自立しながら「仕事」を通して認め合っていると感じます。 -
I. A.
私も、上下関係が比較的フラットで部下の意見も尊重してくれるところがニッセイ・ウェルスの特徴だと思います。
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H. S.
そうですね。経営陣と社員が連携を取り、多様性を大切にしながら仕事を進めてきたことも、今の会社の成長につながったのではないかと感じます。
それぞれの入社から
これまでのキャリア
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H. S.
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1年目
幅広い人材開発の現場に飛び込む。
人材開発グループ主任として、新入社員研修を企画・運営。従業員満足度調査における新サービス導入など、初年から多角的な業務に携わる。
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2~3年目
社内を「多様性」で結ぶプロジェクトに加わる。
人事グループと兼務し、社内横断の「ダイバーシティ&インクルージョン推進チーム」に参加。研修運営などの業務に加え、多様性に関する理解促進のためのコンテンツを企画。
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4~5年目
次のニッセイ・ウェルス生命の人事を創る。
人事グループに本格的に復帰。新卒採用、2024年度からの要員計画と、人事制度改定の企画に携わる。
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I. A.
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1年目
営業から事務へ。慣れないシステムに苦戦。
業務企画部事務企画グループ主任として、新契約申込業務のペーパーレス化を担当。地銀向け汎用版システムなど、未経験の業務をサポートを受けながらのスタートだった。
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2~3年目
商品導入を乗り切り、各種システムの主担当に。
介護商品の導入プロジェクトを先輩と乗り切る。その後、地銀汎用版システムの主担当となり、続けて大手証券向けシステムも担当。3年目には主担当に。
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4~5年目
新しい挑戦は、後進を育てること。
主任からサブリーダーに昇進。さらにスキルを高め、大手銀行向けシステムの主担当に任命。4年目からは各種案件のサポートを行いながら、後輩社員のOJTも担当する。
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K. S.
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1年目
投資家の立場でマーケットを見る。
運用戦略部主任として、ニッセイ・ウェルス生命の円資金繰りと円金利を担当。前職の資金取引仲介から一転し、投資の主体として関わる責任を実感。
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2~3年目
隣のチームは別世界。刺激的な日々は続く。
運用戦略部 外貨チームにジョブローテーションで異動。扱う商品が日本円から米・欧・豪の通貨に変わったことで、言語から取引の時間帯まで仕事の環境が一変する。現在も英語学習に励みながらスキルを向上中。
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4~5年目
自らツールを改修して得た、仕事の手ごたえ。
資産運用システムの切り替えによって、日々の運用に不可欠なポートフォリオ把握などを行う社内ツールが使用不可の危機に。切り替え後のデータベースに合わせて自分で改修・検証までを担当したことで業務理解が飛躍的に向上。
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